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夫の浮気に苦悩した妻の15年目の決意

 
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依頼者プロフィール

  • 氏名:○○ ○○(妻) 
    • 年齢:50代 職業:パート
  • 家族構成:夫 婚姻歴:20年
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対象者プロフィール

  • 氏名:○○ ○○(夫)
  • 年齢:50代
  • 職業:運送業

 

■依頼内容

とても慌てたご様子で「明日の朝から石垣島旅行に行く夫の尾行をお願いしたい」とお電話がありました。
 
 
詳しいお話しを伺うため、急遽1時間後にご指定のファミレスで待ち合わてお会いしました。
 
 
妻は不安なご様子で、夫はこれまで浮気を何回も繰り返し、その都度相手と別れてもらうように説得して今回が3回目だということです。
 
 
また、今朝偶然にも夫の鞄が置いてあり、中を見ると、石垣島旅行一泊二日の日程表があったことを話してくださいました。
 
 
発見した際にスマホで撮影したそのスケジュールを見せてくださりました。
 
 
絶対に浮気の証拠を突きつけ、離婚に向けて弁護士に相談したいとのご希望でしたので、浮気調査のご依頼を受けしました。
 
 

■ 調査プランの提案

 

異性との接触及び宿泊の事実確認

今回は、離婚に有利な不貞の証拠を取ることが重要です。その場合、

①夫が浮気をしているのかどうかの確認

②浮気をしていた場合、その相手を特定する作業

③浮気の証拠である宿泊の現場を撮る 

この3点が必要になります。

また、妻は浮気相手と夫に慰謝料を請求したいという希望がありますので、

浮気相手を特定するために相手の住所、氏名の調査も行います。

 

浮気旅行の事実確認と浮気相手の特定

浮気相手に慰謝料を請求するためには、浮気を立証し浮気相手の住所へ内容証明を郵送することになります。

その為、二人が旅行先で宿泊をすることを確認してから、女性が帰宅するまでが最低限必要な調査期間となります。

事前計画としては、

①夫が石垣島へ飛ぶとされる飛行機よりも前に石垣島に着いて二人の到着を確認する

②旅行中に女性と過ごしている現場を撮る

③二人が宿泊した事実を確認

④女性が最後に帰宅するまでを尾行し住所、氏名を特定 

となります。

以上のことから最低でも50時間以上の尾行調査が見込まれると判断します。

 

調査対象者が飛行機から降りてからの尾行及び接触人物の特定

夫が搭乗するという飛行機から降りたあと、どういう人物と接触をするのかもしくは

既に接触をしているのかを確認し、尾行を開始します。

石垣島という土地柄を考えると、車での移動が主であるため、レンタカーを借りる可能性が高いことが想定されます。

また、2年前に夫と親戚の方々と家族で石垣島旅行に行かれたと妻からお聞きしました。

妻がおっしゃるには、夫は浮気の際にいつも行ったことのあるところに行く傾向がよくあると、

行く場所が特定しやすいことも考慮に入れ尾行を進めます。

 

依頼目的 夫と浮気相手から慰謝料請求をして離婚したい
必要証拠 ・2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キス・ハグなど)
・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠
調査期間 4日間 交通費 実費
調査方法 旅行先からの尾行および張り込み

 

■ 調査結果

  • 石垣空港にて待機

  • 10:30~

    調査対象者と女性が到着ロビーに現れる

  • 11:30~

    調査対象者と女性がレンタカーを借りる

  • 12:00~

    石垣空港アクアリウムに着く 二人が館内に入る

  • 12:30~

    二人が館内を出て南方面に向かう

  • 15:00~

    情報のホテルにチェックイン

  • 16:00~

     

夫より先回りして石垣空港の到着ロビーで待機、すると妻の情報通りの航空便にて到着した夫と一人の女性が出てきました。

その後、二人はバスでレンタカー会社に向い、レンタカーをレンタルしました。

そのまま二人の乗った車を尾行していったところ、石垣空港アクアリウムに到着し、館内に入るのを確認。

その後、再び二人は車で移動し情報のホテルへチェックイン。

部屋番号も特定し、間違いなく宿泊することを確認できました。

 

石垣空港から石垣空港アクアリウムへ

夫が石垣空港に女性と現れ、レンタカー会社のバスに乗るのを確認しました。

こちらは先回りしてレンタカーを借りておりますので、そのまま尾行を開始です。

一台のレンタカーを借りた二人は、どこに向うのかがわからない状況であり、緊張の連続、少しの気の緩みも禁物です。

二人の乗った車は、そのまま石垣アクアリウムの駐車場に入り、そして館内に二人は入っていくのを確認、出てくるまで待機しました。

 

石垣アクアリウムからホテルへ

水族館を出た二人は、車で移動しホテルへ。そこでチェックインを確認、宿泊する部屋号室を特定することもできました。

しばらく部屋で過ごしたあと、二人は夕食へ。ここで妻から連絡が入りましたので、中間報告をすることに。

東京へ出張ですよね?との問いに、妻からいただいた情報の通りの石垣島旅行であったことをお伝えしました。

妻はそのあとに深くため息をつき、

「明日はおそらく石垣島鍾乳洞に行くかと思います。そのコースは前回家族と行ったコースですので。」とのことで、電話を切りました。

 

情報通りのデートコース

次の日、二人がホテル内のモーニングブッフェに現れた時間は、お料理を下げるまであと1時間を切る頃でした。

女性は、3回お皿に山盛りのお料理を載せ、行き来してとても美味しそうに食事を楽しんでいました。

そんな女性を写真で撮ったりしながら、終始笑顔で過ごす夫。その約1時間後にチェックアウトし、

妻の言うとおり二人は車で石垣島鍾乳洞へ向かいました。

石垣島鍾乳洞に到着したのを確認し、女性の自宅までの調査準備として、

調査員は先に羽田空港へ向かうことになりました。

 

■ その後の対応

先回りして羽田空港到着ロビーで二人を待ち、夫が車で女性の自宅へ送り届けるまで尾行を続け、

女性の自宅を特定したところで調査は終了となりました。

この一泊二日のすべての行動を、撮影した写真と見たままの事実を文章にし、調査報告書として妻にお渡ししました。

妻は、すぐにでも弁護士へ相談したいとのご意向でしたので、弁護士事務所をご紹介して、

この1週間以内に弁護士事務所に出向きますとのことで完了となりました。

■ 解決に向けて

その後、妻は、横浜探偵事務所がご紹介した弁護士事務所にアポイントを入れ、ご相談に行かれました。

そして、弁護士から内容証明を女性に郵送し、浮気相手に慰謝料請求をすることで示談。

夫とは結果的に離婚はせずそのまま結婚生活を続けることで同意したそうです。

当初は、夫と離婚をしたいとおっしゃっていましたが、このまま結婚生活を続けることを決意されたとのことでした。

妻からは、今後また何かあればよろしくお願いしますとのお言葉をいただきました。

 

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